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親が要介護になったときどこで介護を行いますか?いろいろな選択肢があります

こんにちは、えつみんです。

今回は、親が要介護になったらどこで介護をするのか、その選択肢についてお話します。介護は突然やってきます。いざ介護が始まると、親の希望と家族の想いがかみ合わず、難航することがよくあります。

私の義母、実母とも「住み慣れた自宅で最期まで住みたい。施設に入るのはイヤ」と言い、家族としては「独居は何があるかわからないので、施設を利用してほしい」と意見が衝突しました。妻と私は介護そのものより、親の説得や調整でヘトヘトになりました。

さて本題です。介護の道筋、選択肢についてはいろいろありますので、ぜひ知っておいてください。

 

ツボ1️⃣   介護の場所は、病院、施設、自宅、家族の家、の四つ

(1)病院でリハビリ

1)病院でリハビリ回復を図る。ただし長期入院は不可です。

2)療養病床(介護療養型医療施設)に入る。ここは比較的重度の方が利用。費用は安価ですが、施設の数が少ないのが難点。

 

(2)施設へ入所

1)老健(介護老人保健施設
ここは自立できるまでのリハビリ施設です。期間が3〜6ヶ月と限られるので、その後の施設を探す必要があります。

2)特養(特別養護老人ホーム)へ入居
要介護3以上でないと入れません。費用は安いが入居待ちの人が多いのが難点。

3)グループホーム認知症対応型共同生活介護
ここは認知症の方が入れる施設です。

4)有料老人ホーム
介護付き老人ホームと住宅型老人ホームがあります。費用は施設によってまちまちですが、介護付きは、初期費用0~数千万円、月額15~35万円ととても高額です。

5)サ高住(サービス付き高齢者住宅)
安否確認や生活相談等のサービスが付いている賃貸住宅です。介護度が軽い方、自立している方が、自宅で暮らすのが困難なときの選択肢の一つ。利用する介護サービスは別途契約が必要です。多くは「一般形」といい、初期費用は安く月額費用は5~25万円とやや高い。重度の方が利用される「介護型」は初期費も月額もかなり高額です。

 

(3)自宅で生活

もともと住んでいた自宅に戻り、下記の介護サービスを利用して生活します。
1)訪問看護:主治医の指示のもと、看護師等が症状確認や服薬指導、リハビリを行う
2)訪問介護(身体介護):入浴、排泄、食事などの介護を行う
3)訪問介護(生活援助):掃除、調理、買物などの援助を行う
4)通所介護(デイサービス):送迎付き日帰りサービス。食事、入浴、機能訓練等を行う
5)自宅改修補助や、福祉用品レンタルを利用

 

(4)家族の家近所の施設に引越し

家族と同居して介護、もしくは、家族の近くの施設に来てもらう。親の実家から遠く、遠距離介護が大変な場合は、選択肢のひとつです。ただし、これまで住み慣れた土地から離れて同居となると、親も家族もストレスが大きく、症状が悪化することもあるので、注意が必要です。

介護の道筋



ツボ2️⃣ 施設は何ヵ所か見学すべし

老健、老人ホーム、サ高住などの施設は数がたくさんあります。候補を3箇所くらい絞って見学に行きましょう。入居者の食事やレクの様子や、部屋も見せてもらえます。良さそうな施設を見つけたら、親と一緒に見学しましょう。また、デイサービスを体験できる施設があれば、一度試してみると、心理的ハードルが下がることがあります。

 

まとめ

介護にはお金と介護者の支援が必要です。国のサービスをできるだけ利用したいですが、親の年金や資産でまかなえる範囲での利用が基本です。

親が元気なうちに、親の介護への考えや希望を聞いておきましょう。できる限り希望は叶えてあげたいけど、できる範囲でね。とさりげなく言っておくといいでしょう。

老老介護、ヤングケアラーの問題がクローズアップされていますが、介護する子供や孫の生活や将来は大切です。介護疲れによって、親より子供が先に倒れたり、生活が破綻しては本末転倒。必要な知識を学習して、周りの経験者や、地域包括支援センターなどに助けを求められるようにしておきましょう。

 

(過去の参考記事)

 

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