サラリーマン雑学@えつみん

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高額療養費制度を自ら使うことになりました

こんにちは、えつみんです。

以前、高額療養費制度について投稿しましたが、それを実際に使う機会が訪れました。妻が病気でしばらく入院することになったのです。

さっそく、「限度額適用認定」の申請書を健康保険組合(私の場合は協会けんぽ)に提出しました。保険証の番号と、住所、氏名、生年月日を記入するだけのごく簡単なものでした。↓

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認定証が届くまで一週間かかりましたが、さっそく病院に提出しました。

これで医療費の自己負担額は、年齢と収入区分によって変わりますが、私の場合で最大8万円強で済みます。↓

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ツボ1️⃣⇒入院が決まったら、すぐに限度額適用認定証をゲットしましょう

限度額適用認定証があれば、病院へ支払うお金が少なくてすみ、助かります。退院するときまでに間に合わなかった場合は、一旦自己負担額(医療費の3割)を全額支払い、後から高額療養費の申請をすることで、自己負担限度額を超えるぶんは戻ってきます。ただし返金までは、診療月から3ヶ月〜4ヶ月かかります。

ツボ2️⃣⇒ 自己負担額は世帯で合算できます

世帯で複数の方が、同じ月に病気やけがをして受診した場合や、一人が複数の医療機関で受診したり、一つの医療機関で入院と外来で受診した場合は、自己負担額を世帯で合算することができます。
その合算した額が自己負担限度額を超えた場合は、超えた額が払い戻されます。
※ただし、70歳未満の方の合算できる自己負担額は、21,000円以上のものだけです。70歳以上の方は自己負担額をすべて合算できます

 

(まとめ)医療費が高額になると家計を圧迫します。使える制度はうまく使って、出費を抑えましょう。もともと皆さんが毎月支払っている健康保険料が原資ですので、いざというときに使わない手はありません。知らないと損をしますし、知っていても自ら申請しなければ使えません。

国の制度は、ほとんど自己申告制です。知らなくて不利益を被っている情報弱者の方に、少しでもお役に立てたら幸いです。

 

(過去の投稿)高額療養費制度

https://etsumin.hatenablog.com/entry/2021/06/13/161845