サラリーマン雑学

サラリーマン向けの「ITとお金」お役立ち雑学です。

医療費控除のツボ❗️

今回は、医療費控除で知っておくと役に立つ情報をお伝えします。

<結論>

医療費控除は、その年の医療費の合計が10万円を超えた分を所得から差し引くことができるしくみです。(ただし保険金等の補てん金はマイナスします)

確定申告すれば、所得税と住民税が戻ってきます。

 

《控除できるもの、できないもの》

まず基本を押さえておきます。控除の対象となるものは「治療」のための費用。つまり、医師等による診療や治療のために支払った医療費や器具の購入費に限られます。美容や健康維持のためのものは、対象外ですのでご注意ください。

知らないと、申告していいかどうかわかりにくい項目を以下に挙げます。

・電車代、バス代

 通院のため交通機関を使った費用はOKです。領収書がないときはメモを取っておきましょう。タクシーはやむおえない場合に限りOKです。自家用車で通院した時のガソリン代や駐車場代はだめです。

 

・薬局で買った薬代

 治療・療養のための薬代はOKです。風邪薬や下痢止め、鎮痛剤などは対象です。ただし健康増進や病気予防のためのもの(栄養ドリンクやサプリなど)はだめです。

 

整骨院

 治療目的で整骨院に通った費用はOKです。マッサージや鍼灸も治療が目的の場合は対象ですが、疲労回復のためのマッサージはだめです。

 

・扶養家族の医療費 

 同居の家族の医療費はもちろんOKですが、離れて住む親や子でも、生活費や学費などを仕送りしている場合(生計を一にしている※と言います)は対象にできます。年末に領収証を取り寄せておきましょう。

※生計を一にするとは、生活費の一部を負担していることが必要ですが、金額の基準や、生活費の何割以上という基準があるわけではありません

 

・介護サービス費用

 介護保険サービスを受けた時の費用もOKです。ただし対象になるものとならないものがあって複雑です。でも領収証をみると、医療費控除の対象金額が書いてありますので、それを使いましょう。

 

《いくら戻ってくる?》

 例えば、年間所得400万円(収入ではなく)の方が1年間に支払った医療費が30万円、保険金で5万円戻った場合

•医療費控除額=30万 -5万 - 10万 = 15万円

所得税の還付金 約3万円+住民税の減税額 約1万5千円 =4万5千円

つまり、所得税と住民税から、約4万5千円が戻ってきます。

 

《準備段階のコツ》

①全ての領収証は一箇所に保管しておきましょう。

②交通費は、医療費の領収証にメモを残しましょう。

③生計を一にする親・子供の領収証を、取り寄せましょう。

④数が多い場合は「医療費集計フォーム」※(エクセル)を活用し入力しましょう。

国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーにあります。ホームページから確定申告を作成する方は、医療費控除の入力画面でデータの読み込みができます。

 

<まとめ>

医療費控除について、知っておくと便利なツボをお話しました。年間医療費が10万円を大きく超える方はぜひ確定申告をして、税金を返してもらいましょう。

過去5年遡って申告できますので、そういえばあの時は医療費が多かったなーという年があれば、ぜひ領収証を探してみてください。

所得税はどうやって決まる❓その2

前回に続き、所得税のしくみについてお話します。

<結論> 所得税は下記の式で計算されます
所得税=(①給与所得ー②所得控除)×所得税率ー控除額

 

前回は、①給与所得についてお話しました。おさらいですが、給与所得とは、「給与収入」から「給与所得控除」を引いた金額です。収入と所得は違うということを覚えてください❗️

 

今回は、給与所得から控除できるものには何があるかご説明します。

 

②所得控除の種類

 一律48万円が控除されます。令和二年分から10万円増えましたが、前回ご説明した給与所得控除が10万円減ったので、差し引きしゼロです。

 配偶者がいる人は38万円控除されます。

  • 扶養控除 (注1)

 扶養家族(16歳以上で給与収入103万円以下)がいる人は1人あたり38万円の控除があります。

 支払った健康保険料や厚生年金の保険料の金額が控除されます。

  • 生命保険料控除

 支払った生命保険料のから、最大12万円の控除を受けることができます。(最大で、生命保険4万円+個人年金保険4万円+介護保険4万円)

 支払った地震保険の保険料から、最大5万円の控除を受けることができます。

※保険会社から送られてくる「控除証明」を年末調整の時期に会社に提出しましょう。

ここまでの控除は、会社の年末調整で自動的に計算してくれます。

 

下記の二つ★印の控除は、確定申告を出さないと控除されません

 ★医療費控除

 支払った医療費(保険金などの補填金は引く)から10万円を引いた金額が控除されます。つまり、10万円を少し超えただけの場合、還付金はわずかなので、確定申告にかけた労力に見合わないかもしれません。

 ★寄附金控除

 ふるさと納税をした場合、総額から2000円を引いた金額が控除されます。 

《例:年収600万円で配偶者と子供1人を扶養している方が、ふるさと納税を6万円した場合》

所得税から5万8千円が控除、約6,000円還付
・翌年からの住民税が約5万2千円安くなります

 住民税からの方が戻る金額は大きいです。

 

その他にも、雑損控除や配当控除などもありますが割愛します。

 

所得税の求め方

(①給与所得ー②所得控除)が課税される所得金額となり、その金額に応じて下記表で税額が決まります

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所得税の税額速算表

例えば、課税される所得金額が300万円の方の税金は約20万円、500万円の方は約57万円です。塁審課税のため課税所得が大きいほど税率も高くなります。

今は、それに復興特別所得税2.1%が加算されます。

 

<まとめ>

長くなりましたが、2回にわたって所得税の基礎についてお話ししました。

所得税=(①給与所得ー②所得控除)×所得税率ー控除額

で計算されます。税のしくみってけっこう複雑ですよね。

●次回から、サラリーマンの皆さんに知って欲しい税金還付のツボをわかりやすくお伝えします。

 

(注1)扶養控除

扶養控除はさらに細かく分かれており、19歳以上23歳未満は63万円、70歳以上同居は58万円、70歳以上非同居は48万円となります。実家にお住まいの非同居のご両親でも条件が合えば受けられます。詳細は改めてお話します。

配偶者控除や扶養控除を認めてもらうには、会社に「扶養控除等申告書」を提出しましょう(通常は年始に提出を求められます)
※その年に家族に異動が生じたときには、その都度「扶養控除申告書」を会社に提出しましょう

所得税はどうやって決まる❓その1

サラリーマンの皆さんは、毎月の給与から自動的に(知らないうちに)所得税と住民税が引かれています。このしくみを源泉徴収と呼びます。

 

納めすぎていた税金を返してもらえるタイミングは2回あります。

1回目は、年末調整! これは会社から「配偶者控除申告書や保険料控除申告書」が配られます。年末に生命保険などの控除証明書をつけて提出することで、翌年の給与でいくらか還付されます。

2回目は、確定申告! これは、各個人が税務署に提出するものです。しかし、返してもらえる税金があったとしても申告しないと還付されません‼️

結構めんどうなので確定申告(還付申告)をしている方は少ないのではと思います。

 

さてそれでは本題に入ります。所得税というものはどのように決まっているでしょうか。

 所得税とは、個人のその年の給与所得に対してかけられる国税のことです。(給与以外の所得がある場合、それも合算しますがここでは給与だけとします)
 
<結論> 所得税は下記の式で計算されます
 所得税=(①給与所得ー②所得控除)×所得税率ー控除額
 
①給与所得とは
まず重要なことは、「収入」と「所得」は違うということです。“収入”から必要経費を引いて実際に手元に残るお金を“所得”と呼びます。
給与の場合は、
給与所得=給与収入ー必要経費【給与所得控除】となります。
 
ここで給与収入は、会社から支払われた給与+賞与の年間合計。
必要経費は、収入を得るためにかかった経費のことです。会社員の場合は原則認められない代わりに、収入金額に応じた「給与所得控除」を引くことができます。
 
例えば、給与収入が600万円の場合、給与所得控除は下表に従って計算すると、
600万円×0.2+44万円=164万円。給与所得は600万円ー164万円=436万円となります。

 

(参考)給与所得控除の算出式

給与収入金額 給与所得控除額
〜2019年まで 2020年から
162万5,000円以下

収入金額×40%
(65万円に満たない場合は

65万円)

55万円
162万5,000円〜180万円以下 収入金額×40%-10万円
180万円〜360万円以下 収入金額×30%+18万円 収入金額×30%+8万円
360万円〜660万円以下 収入金額×20%+54万円 収入金額×20%+44万円
660万円〜850万円以下 収入金額×10%+120万円 収入金額×10%+110万円
850万円〜1,000万円以下 195万円
1,000万円〜 220万円
引用:No.1410 給与所得控除|国税庁

次に②所得控除にはどんなものがあるか。。。

それは次回に続きます。

 

 

会社員に知って欲しいお金の話❗️

今回から、サラリーマンの皆様に役に立つ、お金にまつわるお話を、しばらくの間続けていきます。

知らないと損する確定申告

会社勤めのサラリーマンは年末調整という仕組みがあるため、確定申告をする方は少ないと思います。

しかしその弊害として、税金の仕組みには疎くなって、知らないうちに余分に税金を納めている方が、あまりにも多いということに気付きました。

 

確定申告(還付申告)は、納めすぎた税金を返してもらえる正当な権利ですが、自ら申告しなければもらうことはできません‼️

私も確定申告を始めたのはここ10年ほど前からですが、毎年6万円〜10数万円税金の還付を受けています。

今年も1月25日に確定申告を提出(電子申告)して、2月中に10万円強の税金(所得税)が戻ってきました!

還付申告は2月15日より前から提出でき、早く出せば審査も早く終わり、だいたい1ヶ月くらいで振り込みされます。

また、過去5年分は遡って還付申告できます。それは年中いつでも提出可能ですので、確定申告で混み合う2〜3月は避けて出すのがいいでしょう。

 

サラリーマンの方にはぜひ、税金の仕組みを知っていただき、今後の生活の参考にしていただきたく思います。

Windows10アップデート その2

機能更新プログラムはさらに要注意❗️

今回は、機能更新プログラムについて気をつけた方がよい点についてお話します。

 

①機能更新はとても時間がかかる

年2回の機能更新プログラムは、品質更新プログラム以上にダウンロードやインストールに時間がかかります。パソコンの性能にもよりますが、完了まで数十分から数時間かかることもあります。

ダウンロード自体はバックグラウンドで行いますので、その間パソコンの操作はできますが重たくなります。

ダウンロードが終わりインストールを促す画面で「今すぐ再起動」のボタンを押すとインストールが始まります。その間「更新プログラムを構成しています**%」という青い画面が出て、完了するまでパソコン操作はできません‼️

これにかなり長い時間がかかるので要注意です。

パソコン作業をしないときに、「更新して再起動」や「更新してシャットダウン」を行うことをお勧めします。

もう一つ注意点として、ノートパソコンやタブレットの場合はバッテリーの消費が激しいので、ACアダプターを接続して作業してください。

 

②パソコンの動作異常が起きることも

機能更新をした後は、品質更新のときよりも動作異常やアプリが動かなくなった、などの問題が発生しやすいと思われます。

私の場合、個人パソコンは機能更新プログラムが公開されてから、数カ月待ってからインストールしています。

会社のパソコンは、色々なアプリが問題なく動作するか先行パソコンで検証してから、全体に適用します。機能更新プログラムが出てからだいたい半年〜1年後くらいに更新しています。

個人で、新しい機能をすぐに使いたい、多少の不具合は気にしない(むしろ早く発見して、Microsoftに通報し早く対策してもらいたい)という人は、待つ必要はないかと思います。

 

【結論】

Windows 10アップデートの注意点を、2回にわたってお伝えしました。

アプリやパソコン環境との相性から、中には業務に支障が出てしまうケースあるかもしれません。

しかし、更新プログラムにはセキュリティに関する機能も含まれているため、PCの安全な環境を考えれば絶対に必要なものです。

昨今のサイバー攻撃や身代金要求メールなど、ますます巧妙化していますのて、よほど重大なトラブルが無い限り、Windows 10は最新の状態にしておくことをお勧めします。

 

Windows10アップデート その1

皆さんお使いのパソコンに、Windows 10 アップデートは定期的に降ってきますが、その種類は「機能更新プログラム」と「品質更新プログラム」に分けられます。

年2回(基本4月と10月)の大型アップデートを「機能更新」と呼び、毎月第2水曜日(日本時間)の小型アップデートを「品質更新」と呼びます。

このうち品質更新プログラムは、不具合の修正や障害の改善、セキュリティ対策などが含まれるので、基本的に、常に最新にしておいた方がいいと思います。

それではまず、

品質更新プログラムの注意点から。

 

①ダウンロードやインストールに時間がかかる

プログラムによっては大きなサイズのものがあり、ダウンロードやインストールするとき、すごく時間がかかったり、パソコンが重くなることがあります。その間、とてもストレスを感じます。

また、自宅でネット接続していれば問題ありませんが、外出先でポケットWi-Fiなどを使ってノートパソコンを使っている場合は、ギガ数を一気に消費してしまいますので要注意です!

先日、外出先の社員から、急にパソコンが遅くなったと連絡が入りました。調べたら半月でWiFi契約の7GBを使い切りって速度低下していました。その原因は、機能更新プログラムのダウンロードでした。

 

②パソコンの動作異常を起こすことも

まれにアップデート後に、パソコンの動作がおかしくなるケースがあります。

不具合修正プログラムで、不具合を起こすとは何事か!と思いますが、アプリとの相性やパソコンの環境によって発生することがあり、これを100%検証するのは難しく、ある程度はやむおえないと思います。

 

もし動作異常が酷い場合は、品質更新プログラムを削除する方法がありますが、それはまた別の機会に。

 

 

 

在宅勤務のネット接続が不安定なときは⁉️

在宅勤務で会社支給のパソコンを自宅に持ち帰り、会社につなげている方は多いかと思います。

その際、ネットワークが途中で切れたり、スピードが遅くなったりすることがないでしょうか。

インターネット回線はスピードが一定ではありません。混雑したときにはレスポンスがとても遅くなることがあります。時間帯によっても大きく変わります。経験的には、お昼休みとか、夕方以降遅くなることが多いです。

回線速度を測定する無料サイト(例えばFast.comなど)がありますので、それを使って計測してみましょう。どのくらいのスピードが出ているか、わかります。

では、遅い、よく切れる場合はどうすればいいでしょうか?

 

【対策①】有線LANでつなぐ

ノートパソコンをWi-Fiルーターにつないでいると思いますが、Wi-Fi (無線)でつないでいますか?  それともLANケーブル(有線LAN)で繋いでいますか?

Wi-Fiの場合は、他にたくさんの機器をつないでいるときや、電子レンジの近くで使っている場合など、切れてしまうことがよくあります。そういう時は、有線LANにしたほうが安定しています。

 

【対策②】インターネットをつなぎ直す

インターネットは目的のサイトにつなぐとき、世界中のどのルートを通るかわかりません。とんでもなく遠い迂回ルートを経由してつながってしまう場合もあります。

通信速度が遅いと感じた場合は、一度接続を切って再度つなぎ直すと速くなる時があります。試してみてください。

 

【対策③】Wi-Fiの周波数を変えてみる

Wi-Fiルーターが使用する周波数帯は、2.4GHz帯(Gを含むSSID)と5GHz帯(AやACを含むSSID)があります。よく切れるときは、5GHzで接続してみましょう。

2.4GHzは、同じ周波数帯の機器(Wi-Fiルーター、電子レンジ、Bluetooth、電話機など)が多く存在するので、電波干渉しやすく、通信が不安定になりやすい。逆に長所は、遠くまで電波が届くことです。

5GHzは、他の無線との干渉が少ないため、通信が安定している。逆に短所は、壁や天井など障害物に弱いことです。

 

皆さんの自宅が、快適なネット環境になれば幸いです❗️